【検証】あの5秒ルールは本当なのか?
みなさん、こんにちは!tsukihiです!
お弁当に入っていたハンバーグやウインナーなどのおかずを落としてしまうことがありますよね?
食べ物を落としたとしても、私たちには5秒ルールが存在しています。
このルールに則って、すぐに拾ってしまえば、本当に食べても大丈夫なのでしょうか?
今回はそんな「5秒ルール」について解説していきたいと思います。
①「5秒ルール」とは?
2003年ジリアン・クラークは、(公衆衛生のためのイグノーベル賞を受賞した、5秒ルールの免疫学調査を行った人物)
この問題について調査を行いました。
調査によると、当時、男性は50%そして女性は70%が5秒ルールを信じており、落ちた食べ物を拾って食べているということが判明しました。
②「研究の結果」
さらに研究を続けると、床の表面には、食中毒の原因である「サルモネラ菌」が付着しており、5秒後食品には、1,500~8,000個の細菌が付着していたのです。
そして1分間放置すれば、細菌の数は10倍にも増えていたそうです。
しかし、ここである疑念が生まれます。
③「キレイな場所なら大丈夫?」
例えば、高級レストランのテーブルや自宅の床など、綺麗に掃除された場所であれば、落としても大丈夫なのではないか?という疑念です。
しかしそれは間違いでした…
どれほど綺麗に掃除された床であっても、床や地面はバクテリアの住処なのです。
特に、タイル上にものを落とした場合、5秒間で99%以上の細菌が付着、そして、フローリング上では5~68%という結果が出ています。
これは、落とした時間によって変動するものらしいですが。
④「何秒ならセーフなのか?」
やはりダメか…と落胆し、失意のどん底に落ちてしまいそうですが、まだ床に落ちた食べ物をを諦めることが出来ないと仮定します。
では、落ちた食品がすぐに汚染されるのはわかりましたが、一体何秒であればセーフなのか気になるところですよね?
ちょっと難しくなりますが、分子の物理的な動きをコンピューターシュミレーションで調べるという「分子動力学法」によると、1フェムト秒(人の瞬きにかかる時間のさらに1000憶分の1の短さ)
およそウィルスの大きさほどの距離を光が進む時間ということになります。
であれば、セーフと考えても良さそうだということです。
まぁ完全に積んでますけどね…
1フェムト秒で食べ物を拾うということは中々に厳しいでしょう。
一般人である私たちは、やはり落ちた食べ物は食べてはいけないということになりますね…
⑤「人間の免疫システム」
しかし細菌は、どこにでもいますよね?
1グラムの土には4000万個の細菌で埋め尽くされており、私たちの身の回りの物にも当然付着しています。
私たちはこれほど多くの細菌に触れているのにもかかわらず、素晴らしい免疫システムによって病気にならないのも事実です。
⑥「結論」
ただ、だからと言ってサルモネラ菌がたっぷりと付着したハンバーグは諦めた方が身のためですね。
これって子供がよくやりますが、ただ「汚いから」というだけでなく、今回の「5秒ルール」をしっかりと説明して理解させることが大切ですね!
炎天下の中に並んでやっとゲットしたトリプルのアイスクリームを地面に落とした苦い経験…
帰るころにはアリが群がっていましたが、大丈夫なのでしょうか?
それではまたお会いしましょう!
あなた
職業:雑学者Lv12
スキル:清潔(Lv1)習得
スキル:プログラム(Lv3)習得
スキル:ライティング(Lv2)習得
スキル:雑学(Lv6)習得
※【派生スキル】水分補給 快眠 我慢 暴飲 創作 厳守
知力:7 力:6
体力:8 防御:6